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開拓者の記憶=テーマに創作=弓場勝重さんが個展

6月23日(木)

 祈り、働き、文化活動にもいそしむ―を生活信条とする弓場農場(聖州ミランドーポリス市)で暮らす弓場勝重さんは石や木を素材に用いて、先没開拓者や自身の「記憶」をテーマにした造形作品(オブジェ)を作りつづけている。
 「大地と芸術がモットー。土にかえった開拓者の思いや、私の心象風景が寄せ集まって一つ一つの作品が出来上がる。作為的な作品ではない」。そう語る弓場さんの近作四十五点を集めた個展が二十六日から始まる(七月十日まで)。会場はコチア市グランジャ・ヴィアナにある陶芸家鈴木章子さん宅。新設されたばかりの展示施設だ。
 古い家屋を壊した際に入手した廃材の原生林ベローバやセードロの板に、農場から近いチエテ河で拾い集めた石をくくりつけた作品が印象的。どの作品も、素材がひめている記憶と、情熱溢れる弓場さんの創造力が結晶した賜物だ。
 展示される作品の脇には、自作の詩が添えられるという。絵画も数点ある。
 初日の二十六日は午前十時に開幕。午後六時まで。開期中は土日もオープンしている。ジャルジン・ダ・グロリア区ジョアン・パウロ・アブラス通り330。電話11・4702・3505(鈴木さん)。

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