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大耳小耳

2005年7月30日(土)

 北パラナは「歌謡」が盛んなところとして、自他共に許していた。アセル(ロンドリーナ文協)の歌謡大会の参加者の全盛期は十年ほど前だったそうだ。ここ数年は特に減っており、今年(第五十一回)は百人を割ったという。年少者層の参加が少なくなったことに、指導層・関係者は危機感を持っているようだ。対策が話合われるが、具体案は出ていない。
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 琉球民謡保存会ブラジル支部の山城支部長によれば、こちらで作られた沖縄民謡も多いそう。「ブラジルのサビアー」は沖縄にも逆輸入されて流行し、「イッペーの花」、沖縄の浜に似た情景を唄った「モンガグアの浜」などだ。異色なのは、沖縄系家族の七人を惨殺された悲劇を曲にしたが余りにも寂しすぎて唄われない「七輪の花」。山城支部長は「ほんとに涙でる」という。
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 アニャンゲーラ日系クラブの餅つき祭りは今年で二十三回目。一九八〇年ころ、クラブの日本語学校先生が生徒のために行なったのが始まりだという。年々盛大になり一時は十五、六俵の餅米をついた。「コロニアでは草分け」という自負で毎年さまざまな味を用意している。独特のちぎりもちは食べ放題。最近の人気は婦人会考案の「油焼き」だそう。お好みのタレで召し上がれ。

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