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収益は貴重な収入源=厚生ホームで春祭り=サントス市

2005年9月01日(木)

 厳しい財政状況が続く中、運営資金を得ようと日系老人施設のサントス厚生ホーム(斉藤伸一ホーム長、入居者五十七人)は九月四日、同ホームで恒例の春祭りを開催する。
 正午から午後四時まで。食事代として十五レアルがかかるが、カラオケ、日本舞踊といった芸能公演も楽しめる。
 案内に来社した関係者は、「入居者の平均年齢は八十三歳前後のため、入院や介護など経費がかさむ。祭りの収益で少しでも補えればありがたい。ぜひご来場を」と呼びかける。
 同ホームではこのほか、毎年六月と十二月にも祭りを開いており、その収益が貴重な収入源になっているという。
 サントス市ヴィラ・ノヴァ区カンポス・サレス通り60。当日は援協前からバスが出る(有料)。問い合わせは同ホーム(電話13・3232・9615)まで。

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