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吟詠の魅力知って=関西吟詩文協が発表会

2005年9月28日(水)

 関西吟詩文化協会ブラジル本部(大坪豊声会長)が主催する吟詠発表会が十月二日正午より、岩手県人会会館(リベルダーデ区トーマス・ゴンザーガ街95番)で行われる。
 テーマは「一生初心」。この一年間毎週練習してきた成果を十八人が発表する。前半は、漢詩などを日本的な節回しで吟じる詩吟。そのあと歌謡曲をうたうなかに詩吟をまぜる「歌謡吟」となり、約四時間を予定している。
 筝曲宮城会(小倉祐子)、琴聖会(佐々木夏代)、軽部秀峰、原口伯洲、花柳寿り翔(敬称略)らが友情出演。
 隈下萌声総務は「お客さんと一緒に楽しめるよう、プログラムに全ての歌詞をいれる、初めての試みをします」という。
 森豊顧問は「一世の時代は終焉を告げようとしている。どのように二、三世を通して日本文化を後世に伝えていくかが問題。このような発表会がその一助になるのでは」と意義を語る。
 大島佳声実行委員長も「できるだけたくさんの方に来て楽しんでいただきたい」と呼びかけた。入場は無料。会場で弁当を販売。

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