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「サンパウロ市内に花届けます!」=モジの花生産者が直売で

ミズタニさんによる田中さん一家の似顔絵

ミズタニさんによる田中さん一家の似顔絵

 新型コロナウイルスによる外出自粛措置で花屋が閉鎖され、販売経路が絶たれたサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市の花農家「田中農場(Sítio Tanaka)」が直接に花の販売配達をはじめている。
 取り扱う花は洋蘭類やアザレア、アジサイ、竹などの鉢植えを販売している。注文を受けてから4日から7日で配達する予定。配達は主にサンパウロ市内のヴィラ・マリアナ区、シャカラ・クラビン区、アルト・ド・イピランガ駅周辺、サウデ区、パウリスタ大通り周辺、ピニェイロス区、ペルジーゼス区、コンソラソン駅周辺などに隣接する地域に配達する。地域外は要交渉とのこと。
 取り扱っている花の写真はインスタグラム(@amigos_do_tanaka、@sitio_tanaka)やフェイスブック(Victor Tanaka)にも掲載中。
 注文や問合わせの窓口はワッツアップ(クラウジア=11・99992・2851、ヴィクトル=11・96858・8546)で受け付けている。電話ではなく「必ずメッセージで問合わせを」とのこと。


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     ◎
 花農家による直接販売のワッツアップ窓口の一つを担当する田中ヴィクトルさん(20)は、サンパウロ州立総合大学医学部に通う2年生。両親が経営する花農場を助けるために始めたそう。イラストを描いてくれたのは友人でイラストレーターのミズタニ・スエミさん。サンパウロ学生福祉連盟(ABEUNI)を通じ知り合ったという。優しく可愛らしいイラストは、インスタグラムでもたくさん見ることが出来る。最近は暗いニュースが多いので、心を明るくするために美しい花や温かみあるイラストを見てみるのもいいかも?(@suemi.mizu)

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