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東西南北

2005年10月5日(水)

 サンパウロ州など四州の知事は三日、カンジール法が定めた、輸出業者に対する商品流通サービス税(ICMS)の免税と融資を四日以降中止することを決定、免税に伴う州政府の減収分の補償に連邦政府が九億レアルを支払うようパロッシ財務相に最後通告を行った。同相は問題解決に十五日間を要求。政府は今年、州政府への補償分として五二億レアルの予算を組んでいた。
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 外貨準備を増やすため中央銀行は三日、半年ぶりにドル買いを実施。それが発表された直後にドルは二・二三レアルから二・二五レアルへとわずかに上昇したが、再び低下、二・二二九レアルで取引を終えた。非常に少額だったためドル安傾向に影響しなかったと市場関係者。
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 先月三十日夜に米国フロリダ州でモデルのブラジル人少女(17)を射殺した容疑でプエルトリコ人の青年(24)が同日数時間後に逮捕された。爪にマニキュアを塗るのはブラジルではオカマと少女が言った冗談に腹を立てた末の犯行。青年は終身刑を受ける可能性がある。
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 リオ警察は貧困地区のダンス会場で歌を通じ麻薬の使用や密売を賞賛した疑いで十三人のフンケイロ(歌手)を告発。彼らの音楽を放送したラジオ局社長を逮捕。
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 ここ数年間に大サンパウロ市圏で急増した電撃誘拐への対策として、銀行とカード会社は電撃誘拐の被害に限定した保険を顧客に提供する。保険料は月額平均三レアル。ある銀行は一年間に二回まで、五〇〇〇レアルを上限に被害を補償するという。今年一―七月にサンパウロ市内で六百九十八件の電撃誘拐が発生、最も危険な場所はジョヴァンニ・グロンジ通り。

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