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文協「ハルとナツ」上映会=食品650キロを寄付=東洋人街の慈善団体に

2005年10月18日(火)

 十三日、文協で行われた「ハルとナツ~届かなかった手紙~」の上映会には午後一時からの部だけで約九百人、夜の部合わせて約千人が来場し、入場料に代わりの腐らない食品(砂糖、米、塩など)が約六百五十キロ分集まった。
 これらは、今年で活動十年目になる路上生活者援護協会「associacao minha rua minha casa」に文協を通して全て寄付される。同協会は一日に約二百人に食べ物を与え、髪の毛を切るなどの世話をしている慈善団体でリベルダーデ区にある。
 集まった寄付は以下の通り。パン粉五十一キロ、米百六十キロ、砂糖二百四十五キロ、フェジョン九十キロ、パスタ五十五キロ、塩三十キロ、大豆十五キロ、油五リットル。中には味の素もあった。
 二十日、午後一時からと七時半から行われる同上映会には、「砂糖以外の腐らない食料一キロ」を持ってきてくださいと呼びかけている。

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