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アパート強盗頻発=注意を呼び掛ける=聖総領事館

2005年10月28日(金)

 多数の邦人が居住するサンパウロ市パライゾ区やジャルジンス区、モエマ区のアパートを襲う強盗が昨年から相次いでいることを受け、聖総領事館では注意を喚起している。最近でも十六日午前七時ごろ、パライゾ区サンパイオ・ヴィアナ街のアパートで事件があった。
 同総領事館の安全対策情報によると、数人の犯人は堀を乗り越えて敷地内に侵入後、拳銃を突きつけ門番、掃除人を拘束。ガレージの門扉を開けさせ、共犯者が乗っていた二台の車を招き入れた。
 犯人らは住民を次々と襲い、それぞれの部屋で金品を強奪。犯行は午後二時ごろまで続き、被害は九世帯に及んだという。
 防犯対策としては▽帰宅前には自宅に電話し、異常がないか確認する▽もし自宅内で気付いたら施錠設備のある部屋に身を隠し、190番するーーなどが挙げられている。

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