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椎の実学園卒業式=音楽発表会もあわせて

2005年11月12日(土)

 椎の実学園(落合磨園長)は、去る十月二十三日午後二時から、イピランガ区のマリア・イマクラーダ劇場で、第四十五回卒業式と第三十九回音楽発表会を合わせて行った。落合園長はじめ、教師、父兄、社会人ととして活躍している卒業生らの同窓生が多数出席して、巣立っていく生徒たちの前途を祝った。
 日伯両国国歌の斉唱、卒業証書、トロフィ、メダルの伝達。落合園長、小野寺七郎教師のあいさつと激励の言葉、卒業生代表柳沢光子さん、小山田樹美さんの謝辞、とプログラムが進行、最後に「仰げば尊し」の歌と園歌を全員で斉唱、卒業式を終えた。
 音楽発表会は、幼稚園部、少女部、上級部、卒業同窓生のコーラス、独唱、器楽合奏、琴など多彩な舞台が繰り広げられた。音楽指導は小野寺教師、小山裕子教師、太刀ミリアン教師、小野すみれ教師、琴は斎藤寿美江教師で、一年間みっちり勉強した成果があらわれていた。数々の歌、演奏は聴衆観衆に感動を与え、発表者自身たちにも思い出深い日となった。
 ある教師は、卒業同窓生の参加が貴重だ、学園の誇りだ、と語っていた。

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