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大耳小耳

2005年11月17日(木)

 共同通信によれば、NHKドラマ『ハルとナツ』のロケで使われた北海道別海町のセットが、来年五月まで保存されることになった。家族から一人残された妹のナツが牛飼いの老人と生活する母屋など三つで、現在もまわりには草原が広がり、新しい建物もなく、開拓初期の雰囲気を残していることから、町が要望した。カンピーナスにも同セットがあるが、ブラジルの場合、田舎にはコロノ小屋然とした同様の建物が〃現役〃で立っているので、日本ほど珍しくないとの声も。
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 ブラジル日本語センターの「日本語教師養成講座」がここ数年、実施されていない。基礎科と本科があり、通信教育を主体に年に二回集中講座が開かれる。後継者育成に、重要な事業だ。関係者によると、講師の頭数がそろわないらしい。同センターでは再開に向けて検討を重ねており、来年の〃復活〃を目指しているという。
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 三十年以上にわたりアメリカ・ロサンゼルスで和太鼓の普及、公演活動をし、同国の和太鼓のパイオニアの一人、本郷悦雄さん(東京)が二十六日まで滞在している。ブラジル太鼓協会を訪れ、加盟団体の連絡先などを尋ねたがそっけなく対応されたそう。「練習をしている団体を見たいので連絡先知りませんか」と本郷さん。希望者は本紙社会部・秋山まで連絡を。

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