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一流選手のプレー観て=北京五輪予選=南米5カ国が出場へ=野球

2005年11月25日(金)

 二〇〇八年北京五輪予選を兼ねた野球の南米大会が二十六日から十二月三日まで、五カ国が出場してイビウーナ市のヤクルト球場などで行なわれる。
 総当たり戦。上位四チームは最終予選のパン・アメリカン大会(来年8~9月、キューバ)にコマを進め、北米、カリブ、中米の予選を勝ち抜いた十二チームと対戦、五輪への出場権(2カ国)を争う。
 今大会に参加するのはベネズエラ、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン、ブラジルの五カ国。チリ、ペルーは棄権した。
 ブラジル代表選手二十四人中二十人が日系。実力が伯仲するベネズエラやコロンビアとの熱戦が展開されそうだ。
 サンパウロ野球連盟の沢里エイジ・オリヴィオさんは「これほどの規模の大会がブラジルで行われるのは三十年ぶりのこと」と話し、「各国一流の選手が集まり、レベルの高い試合が期待できる。みなさん応援に来て」と呼びかけた。
 二十六日と十二月三日はサンパウロ市のミエ・ニシ市営球場(ボン・レチーロ)が会場となる。それ以外の試合はヤクルト球場。
 日程は次の通り。
 【二十六日】午後一時ブラジル対アルゼンチン【二十七日】午前十時コロンビア対ベネズエラ、午後二時エクアドル対ブラジル【二十八日】午前十時エクアドル対アルゼンチン、午後二時ブラジル対コロンビア【二十九日】午後一時ベネズエラ対エクアドル【三十日】午前十時アルゼンチン対コロンビア、午後二時ベネズエラ対ブラジル【十二月一日】午前十時コロンビア対エクアドル、午後二時アルゼンチン対ベネズエラ【二日】午前十時二位対三位、午後二時一位対四位【三日】午前九時三位決定戦、午後二時決勝戦。
 ヤクルト球場=ブンジロウ・ナカオ街道58・5キロ/市営球場=カステロ・ブランコ通り5446。

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