蘭展、リッショを活用＝レジストロ＝環境保護訴える

2005年11月29日（火）

　第五回ヴァーレ・ド・リベイラ・ナショナル蘭展覧会が、去る十月二十八日から三十日まで、マリオ・コーバス体育館で開催された。テーマは「ド・リッショ・アオ・ルッショ」。Ｖ・リベイラ蘭愛好会とレジストロ市役所の共催。三日間で六千人が入場し、観賞した。
　参加は、サンパウロ州はじめサンタカタリーナ、南マ州、リオ、パラナの三十五団体の栽培者たち。展示は一千五百鉢だった。
　会期中、栽培や審査についての講習会があった。テーマにふさわしく、蘭愛好会は環境保護の大切さを訴え、リサイクルできる物品（タイヤ、ペットボトル、空き缶ばど）を利用して、蘭を展示する台や噴水をつくり、会場を飾った。
　入賞は、最優秀エキゾチック＝桂山アウベルト（ピンダモニャンガーバ）、最優秀国産種＝ラエリア・グランジス（ピラシカーバ）、最優秀ボタニカ＝江川良夫（モジ）、最優秀交配種＝マリア・ジョゼ・ムリアノ（アメリカーノ）、最優秀外国種＝ルイス・フランシスコ・ボルジギノン（アメリカーナ）、最優秀マイクロ種＝ジョゼ・ルイス・マルチンス（レジストロ）、最優秀大賞＝マリア・エロイ・コレア・ダ・コスタ（南マ州シドロランジア）。