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大耳小耳

2005年11月30日(水)

 「まぼろしの『白いガラナ』ついに発売」とは北海道のニュースサイトBNNだ。道内にあるガラナ製造の老舗・小原は一九五八年に『コアップガラナ』を発売開始。そのときに無着色タイプも試作していたが発売しなかった。昨年、一昨年に無着色の『白いガラナ』をプレゼントキャンペーンに使用ところ大きな反響があり、「一般販売してほしい」という声が絶えなくなった。競合商品コカコーラの出遅れた北海道では日本で唯一、国産ガラナが売られ続けており、苫小牧市では『ガラナエール』、『キリンガラナ』(キリンの北海道限定販売品)もあるとか。そういえばブラジルでも白いのはない!?
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 記録映像作家の岡村淳さんは、「(ギアナ高地の)テプイにトレッキングで上る観光客は年間三千人にもなり、彼らが残していった排泄物のトマトの種が発芽して群生しているの見た」との同地ガイドの証言を代弁。どこへでも観光にいける便利な世の中になったおかげで、〃地球最後の秘境〃までが環境破壊にさらされている現状に鋭い警鐘を鳴らした。
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 来年から、文協図書室は本の貸出料を取らず、無料とすることになった。「会員になるメリットの一つとしたい」と文協関係者は話している。しかし、二十六日の理事会で来年度予算が約六万レアルの赤字であることが明らかになっており、図書委員会予算も二万レアルを超える赤字を計上している。会員としては喜んでいいやら、心配していいやら…。

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