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こども1200人を招待=クリスマス・パーティ=恒例、友好病院

2005年12月10日(土)

 日伯友好病院(大久保拓司院長、パルケ・ノーヴォ・ムンド区)は六、七両日、小児科の無料診察に訪れている地域の恵まれない子供たちを招待してクリスマス・パーティーを開いた。パーティーは三回に分けて行われ、計千二百人が出席。会場になったノッサ・セニョーラ・デ・ボア・ヴィアージェン教会は子供たちの歓声で沸き返った。
 同病院福祉部(イガイ・ミリアン部長)は貧困家庭児童医療扶助を実施。同区内の貧民街に住む〇歳~十二歳までの子供を対象にした小児科診療所を構えている。以前は、同教会内に診療所があった。
 約千二百人が登録。二〇〇四年度に、延べ五千六百二十一人を診察。うち三千二十人が、友好病院の専門家の診察や精密検査を受けた。
 クリスマス・パーティーには、地元の商店などが協力。玩具や軽食を振舞うほか、マジックショーなどを企画して子供たちを喜ばせている。参加希望者が年々に増加。二日にわたって三回開いている。開場前には、長蛇の列が出来る。

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