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大耳小耳

2005年12月15日(木)

 日伯友好病院がこのほど民間団体(ブラジリア)から、優良病院だとの認定を受けた。衛生状態、医者の質、経営の透明性などが評価された。医療保険の契約などで、格付けが上がる見込み。この認定は近年始まったもので、友好病院が表彰されるのは初めて。今年いっぱいで、定年退職する大久保拓司院長の花道を飾ることができそう。ただ審査は毎年行われるので、喜んでばかりはいられないが。
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 「日本男児の祖父と父に育てられた日系三世の女性が日本留学した際、聞いていたのとは違う美徳のかけらもない日本の姿にショックを受ける。その現実に立ち向かっていく中、日本人に日本の良さを再認識させていく物語」とは、コロニア的にもよく納得できそうな筋書き。これは、森田健作が製作中の映画『I am 日本人』のストーリーだ。サンスポ紙によれば、森田は「日本人が忘れてしまった大和魂とか家族愛とか武士道とかを思い起こし、日本人の心と自信を取り戻すきっかけになれば」と力説。次作はぜひブラジル日系社会を舞台に!?
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 十四日付け七面で掲載した「阪神ファンにグッズ配布へ」の記事中、日付が記載されていなかったが、二十一日(水)の午前九時から午後六時半まで明石屋宝石店で配布すると決定されていた。グッズは選手の人形、ハンカチ、ピンバッジの三点。計二百二十九点と個数に限りがある。阪神ファンの人はこの日、二十一日に、同店でグッズを受け取って下さい。問い合わせ電話は11・3208・1833まで。

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