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熱唱、華やかなステージ=グラン紅白は紅組圧勝

2005年12月21日(水)

 フレンズ楽団(島田正市名誉会長)主催の第九回グラン紅白歌合戦が、十八日午前十時から文協大講堂で開催された。今年初めてTVバンデイランテスの後援を得ることができ、大会前にはテレビで宣伝が流れた。当日は、紅白二十六組五十二人が出場。華やかに彩られたステージで熱唱した。今大会までは五対三で白組が優勢だったが、今年は紅組の圧勝に終わった。また、今大会で得た収益金は憩の園(左近寿一会長)に寄付された。
 子どもから高齢者まで実力派揃いの歌手が、きらびやかな衣装をまとい、半年前から練習してきたという歌を披露。中には、宙ずりになって歌うなど日本のNHK紅白歌合戦顔負けのステージ装置を準備する者もいた。
 また、島田さんが作曲した「輝く百年祭(ありがとうブラジル)」を楽団の演奏で初めて披露した。これは移民百周年祭に向けて作曲されたもの。これからテーマ曲として各イベントで歌っていくという。そのほか、日本からのゲストとして三世の高崎ルミさんが出場。現在は日本で歌手としてプロ活動をしている。

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