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今年はクラス分けせずに全伯日語教師合同研修会

2006年1月14日(土)

 二〇〇六年全伯日本語教師合同研修会が、十日から十三日まで、ブラジル日本語センターで開かれた。国際協力機構の助成事業の一つ。六十六人が参加した。これまでは対象となる生徒の年齢によって二クラスに分けていた。たいていの教師が子供・成人の両方を教えていることから、今年はクラス分けを行わなかった。
 椎名和男国際日本語研修協会理事長(杏林大学大学院前教授)が初日(十日)に、「多文化共生時代に対する日本語教育」をテーマに講演。このほか各校の実践報告や訪日研修者の研修報告など最終日まで内容は盛りだくさんだった。
 総務の藤野琴子さんは「期間中、みっちりと学習できるようなプログラムになっていたと思う」と話していた。

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