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裏千家ブラジルセンター初釜と新年会=200人が点前に親しむ=フランス料理振舞われ=西林総領事 バイオリンを初披露

2006年1月17日(火)

 創立五十二年の歴史を誇る茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)の、「初釜」と「新年祝賀会」が十五日(日)正午から「Buffet Baiuca」(サンパウロ市ジャルジン・アメリカ区)で盛大に開催された。会場には、西林万寿夫総領事、上原幸啓会長、中沢宏一県連会長、酒井清一援協会長ら約二百二十人が茶の点前に親しみ、日本文化の良さを再確認した。アトラクションでは、西林総領事がバイオリン演奏を披露するなど、大いに盛り上がった。
 「お茶の味、素晴らしい。いい年の幕開けになりそうです」と、司会を務めた吉岡黎明文協副会長があいさつ。上原会長は、「今日はとても大切な一日。日本文化の中でも茶道は特に素晴らしい文化だと思う」。最後は、中沢会長が乾杯の音頭をとり、祝賀会が開会。フランス料理が振舞われ、来場者を喜ばせた。
 アトラクションとしては、楽団「ビオリーノ・小クワルテッド」がバイオリン演奏を披露した。バイオリンを始めて約五十年になるという西林総領事も舞台に立ち、モーツアルトの「弦楽四重奏第二番」を演奏。会場は多いに盛り上がった。「マレーシア、シンガポール、ボストンなどでも弾いてきましたが、サンパウロでの公式な場では今回が初めて」と話し、「今年はモーツアルト生誕二百五十周年。初釜にふさわしい演奏となったと思う」と満足気に語った。
 コーディネーターを務めた池田宗美教授は「今日は本当に素晴らしい会になった。これもみなさんの協力があるからです。西林総領事にもバイオリンを披露していただいてよかった」と一日の感想を話した。
 抽選会も行われ、画家・若林和男さんの版画作品をはじめ、ヤマト商会、網野布団店からの寄贈品など多数の賞品が当選者に配布された。戌年の人にも賞品が贈られた。
 そのうちの一人、井田モトミさん(82、二世)はアラサツーバで四十年間茶道をしてきた。「毎年参加しています。日本の礼儀作法など習おうと思って始めたのがもう、何十年とたってしまった」。
 林代表は、現在、全伯で生徒を約三百人持つ。「人数は増えているけど、なかなか永続していこうという人がいない」と問題点を指摘。「でも、非日系人の割合が増えているのは嬉しいことです。これからも、日本文化をブラジル人の間に普及させていきたい」と抱負を語った。

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