ホーム | 日系社会ニュース | 第1回民謡うた祭り=日本から尺八名人も

第1回民謡うた祭り=日本から尺八名人も

2006年1月21日(土)

 ブラジルで唯一の尺八奏者団体・小路(こうじ)流民謡尺八道ブラジル支部(今田智明支部長)があす二十二日(日)午前九時から宮城県人会会館(Rua Fagundes,152-Liberdade)で「第一回尺八演奏発表会・民謡うた祭り」を開催する。
 二〇〇三年創立以来、初めての主催イベント。日本から小路流民謡尺八道三代目・家元鴎嶋軒の松本晁章(ちょうしょう)さんが特別ゲストとして来伯、演奏を披露する。
 ブラジル日本民謡協会やブラジル郷土民謡協会など各会から優秀歌手約五十人が一堂に会し出演。
 松本さんは、「NHKのど自慢」出演でも知られる尺八伴奏の名人。今回で来伯七回目を数える。
 当日第一部「尺八演奏発表会」では同氏が作曲した「小路流尺八基本曲」を演奏。午後の民謡うた祭りでは特別ショーも行われる。出演歌手たちは松本さんの伴奏で歌う。
 松本さんは「記念すべき第一回目。みなさんで楽しみましょう」。案内に訪れた今田支部長、塩野彰さん、松田茂さんも参加を呼びかけている。
 松本さんは二十日午前に着伯。三十一日帰国まで、タウバテ、モジ・ダス・クルーゼス、イタクア、アルジャーなどで講習会を行う。スケジュールの詳細は、同祭当日(二十二日)に会場内に掲示される。
 問い合わせ電話は11・9845・0550(松田茂さん)まで。

image_print