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介護食理解深める=「あけぼの」で合同講習会

2006年2月24日(金)

 特別養護老人施設あけぼのホーム(岸眞一郎ホーム長、野村次郎経営委員長)で十七日、施設合同調理講習会が開かれ、サントス厚生ホームややすらぎホームなど援協傘下の五施設が参加。介護食などについて理解を深めた。
 あけぼのホームは要介護者向けの施設。この日は、ミキサー食などを実際に調理した。日系人の高齢化が進んで、ほかのホームでも身体介護が必要なお年寄りが増加。同ホームの仕事ぶりが参考になったという。
 栄養士の足立エレーナさんは「高齢者にとって、食事は一番の楽しみ。そういった価値観を施設長が価値観を共有しており、横のつながりをつくっていく上で貴重な事業になってきていると思う」と手応えを感じている様子だ。

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