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90歳越えても元気にさす=バウルーで将棋名人戦

2006年3月3日(金)

 [バウルー]第十七回バウルー将棋名人戦大会が、十九日、文協会館サロンでバウルー将棋愛好会主催、バウルー日伯文化協会後援のもと開催された。
今大会は〇六年最初の大会で、他の常行事と重なってしまい、地元の若い人たちの参加は少なかったものの、二十人(内アリアンサの弓場農場から二人)が参加した。
九十歳を越えた山本実さんや佐藤清寿さんも変わらぬ元気な姿を見せた。前年までの常勝者、安達弘芳四段(医師)は、勤め先がサンパウロ市になったため、地方の大会への出場が難しくなったが、名人戦へ大優勝杯を寄贈した。
名人戦成績は、優勝阿部三段、二位北爪二段、三位浜田二段。浜田茂会長は「新生バウルー将棋愛好会が発足して五年となり、毎回充実した大会が開催出来るのも、文協や多数の人々の応援があってのこと」と感謝の意を示した。(酒井威夫通信員)

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