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5日は「さんしんの日」=琉球芸能300人が一堂に

2006年3月3日(金)

 【既報】琉球芸能六団体の共催によるイベント「第一回さんしんの日」が五日午後一時から、沖縄県人会ホール(Rua Tomas de Lima,72)で開かれる。古典音楽、民謡をはじめブラジルの琉球芸能団体が一堂に会するこのイベント。開催を前に、実行委員会の知念直義さん(野村流音楽協会ブラジル支部長)ほか関係者が案内のため来社した。
 沖縄の伝統的な楽器である三線(さんしん)。母県沖縄では三月四日を「さんしんの日」として、これまで十四回にわたってイベントを行っている。
 ブラジルでは今回が始めての開催。知念さんは「たくさんの人に沖縄の文化を見ていただきたい」と来場を呼びかける。
 当日は約三百人が出演。三線の演奏を中心に、古典音楽、民謡、舞踊、太鼓、獅子舞など、流派を超えて沖縄の芸能を披露する。午後八時ごろ終了の予定。
 会場には三線の展示コーナーも設けられ、ポルトガル語による説明も行う。県人会の留学研修生OB会「うりずん」を中心に準備が進められている。
 協力券は十レアル(飲み物付)。当日の購入も可能。会場では協和婦人会による食事も用意される。
 問い合わせは沖縄県人会(11・3106・8823)または知念さん(11・6722・1045)まで。

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