ホーム | 日系社会ニュース | 百周年への取組み強化=商議所が総会で決議

百周年への取組み強化=商議所が総会で決議

2006年3月11日(土)

 ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)の第五十六回定期総会が十日、サンパウロ市内のホテルで開かれた。
 田中会頭から、二〇〇五年度事業と今年度の活動方針を説明。〇六年の重点施策として、日伯EPA(経済連携協定)締結に向けた関係機関への働きかけを強化していくことや、「会議所の基盤強化」「移民百周年事業への取組み」などの三つを挙げた。
 続いて財務委員長が〇五年度決算報告および〇六年予算を説明。今年度予算は収入約百二十一万に対し、支出が約百十万四千レアル。委員長は、事務局体制の強化や委員会・部会活動の活性化、財務基盤の強化など今年の方針を述べた上で、会費を二割上げることで財源とする考えを示し、協力を求めた。
 監事会から昨年度事業、収支等についての意見書が読み上げられた後、挙手による採決。〇五年の事業と収支報告、今年の活動方針と予算を満場一致で承認した。
 このほか、帰国のため退任する多田稔副会頭の後任と専任理事二人の役員補充人事が発表された。

image_print