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絵画個展「50年の歩み」=中嶋さん=思い入れの作品ばかり

2006年3月15日(水)

 画家の中嶋岩雄さんがサンパウロ美術協会発足六十四周年記念のメインイベントとして、個展「ブラジルでの五十年の歩み」を開くこととなった。
 会場は、アシアソン・パウリスタ・デ・ベラスアルテス(アニャンガバウ駅下車徒歩三分)、期日は二十日から三十一日、平日午前九時三〇分から午後八時まで。土曜日のみ正午まで、日曜日は休館。なお、十八日午後三時からイナグラソンが行われ、カクテルがふるまわれる。
 中嶋さんが渡伯して五十年。渡伯した当時は日曜画家だったが、八〇年代後半からはプロの画家として活動を始める。プロになってからはサンパウロ州美術展グランプリ知事賞や文化功労賞など多くの賞を受賞した。
 今回の個展では渡伯した当時から最近の作品まで展示される。
 中嶋さんは十三日「協会に日系会員が少ない中、今回の個展を開けて嬉しい。すべて思い入れのある作品ばかり。ぜひ見に来ていただきたい」と語った。

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