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外国人労働者を支援=滋賀県で連絡協議会

2006年3月31日(金)

 滋賀県でこのほど、増加する外国人の派遣労働者に対する支援を広げるため、警察、行政、外国人の人材派遣業者が連携して「甲賀・湖南市労働者派遣事業者連絡協議会」を設立した。同様の組織ができるのは近畿で初めて。毎日新聞が報じている。
 甲賀署管内(甲賀、湖南両市)の外国人登録者数は約六千人で県内最多。半数以上の約三千六百人をブラジル人が占めている。
 連絡協議会には甲賀署と甲賀、湖南両市のほか、甲賀市内の人材派遣会社三社が参加。「外国人への防犯・交通安全指導」、子どもの教育問題や、日本の習慣になじめない精神的ストレスの解消への対策」、「日常生活ルールの助言や意見、要望の聞き取り」といった三つの活動を行う予定だという。

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