鹿児島県人会＝県人会ＨＰを作成＝研修生の臼井さん来伯

2006年4月20日（木）

　鹿児島県語学・農業県研修生の第五期生、臼井洋明さん（２７、鹿児島市出身）が十七日に来伯、パカエンブー区の鹿児島県人会で歓迎式が行われた。
　天達市雄会長ら県人会役員四人、研修の受け入れ先になる園田農場の園田昭憲さん、二月に来伯した四期生、四人が出席した。
　臼井さんは鹿児島大学を卒業後、地元企業に就職したが、「他業種への興味と大学時代に出来なかったことをしたいという好奇心がずっとあった」という。
　ある旅行記を読み、「本を読むことと体験することは違う」と一念発起、同研修制度に応募した。日本を出るのは今回が初めて。
　天達会長は、「一年の研修期間中に県人、日本人との交流を含め、色々経験し、理解したうえでブラジル大好き人間になってほしい」と期待の言葉を寄せた。
　臼井さんは、アチバイアでの農場研修を行いながら、鹿児島県人会のＨＰ作成に携わる。