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北パラナ=ルビアセア新会館落成=日系社会交流の場に

2006年4月21日(金)

 [ロンドリーナ]ロンドリーナ・セントラル・ルビアセア日伯文化協会(沼田政治会長)の新会館の落成式が、去る三月二十六日、行われた。併せて記念演芸会が催され、演劇や歌、踊りなどで賑わった。西森ルイス・リーガ・アリアンサ会長が祝辞を述べ「新会館がいろいろなイベントを行い、日系社会の交流、親睦の場に発展するよう期待します」と祝った。
 会館の音響装置はすばらしく、出演者たちから「歌いやすかった」と好評だった。
 所在地は、ロンドリーナ市から東のイビポランへの出口約十キロ。六アルケールの土地を、二十数年前、市役所からセントラル植民地と交換して得たものである。建築資金は、ルビアセア植民地を売却した代金が充てられた。会員からの寄付は募っていない。
 建物の大きさは幅十五メートル、奥行き四十一メートル、舞台は十×七メートル。建物の大きな特徴は高さが四・五メートルあること。椅子だけで四百人、フェスタ用の丸いテーブルを入れると二百人の収容能力がある。
 午後一時、沼田会長、沼田信一顧問、足立原秀一建設委員長らがテープカット。西森氏に続いて、鈴木勇アセル会長も祝辞を述べた。演芸会には、ロンドリーナ市内のカラオケ団体、村上舞踊会、芸能親和会などのメンバーが出演、九十三の演目で熱演した。途中、記念ボーロへのナイフ入れがあった。(中川芳則通信員)

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