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来る10月=宜野湾市=ウチナーンチュ大会へ=ブラジルから600人=世界のネットワーク担う=次世代育成、発展図る

2006年5月5日(金)

 【既報関連】「第四回世界のウチナーンチュ大会」が沖縄県宜野湾市で、来る十月十一日(前夜祭)~十五日、開催される。大会は、沖縄県人移住者の功績を踏まえて、その世界に広がるネットーワークを担う次世代の育成、発展を図ることが目的。これまで、五年ごとに開催されてきた。第一回・一九九〇年、第二回・九五年、第三回・二〇〇〇一年だった。
 第四回目を迎える今年は、「ウチナーネットワークの継承、深化・拡充」をキーワードに、三世・四世世代のアイデンティティーの確認、将来に向けたウチナーンチュ(沖縄県人)の幅広い交流が期待されている。
 ブラジルからは、本大会のプレイベントの「ジュニアスタディーツアー」や「一校一国運動」(沖縄県内の小、中、高校の児童、生徒と海外に在住するウチナーンチュとの交流)に六人が参加する予定。沖縄の学校を訪れ、沖縄の文化を学び、ブラジルの文化を紹介するこになっている。
 また、在伯の沖縄県人、約六百人が本大会に参加するため、九月二十九日、十月二日、五日、六日の便でそれぞれ沖縄に向かう予定。
 海外からの大会参加者は総勢約五千人(二十七カ国)、延べ入場者数は約五十万人が見込まれている。

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