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ブラガンサ・Pで「生ビール祭り」=日語学校生「金魚すくい」も

2006年5月27日(土)

 ブラガンサ・パウリスタ連合日本人会(辻正美会長)は、十三日午後五時から会館で、第一回の「生ビール祭り」を行なった。
 生ビールの他、婦人会手作りの巻き寿司、てんぷら、日語学校父兄によるゆでとうもろこし、おつまみ、ポテトチップス、また会員経営のレストラン、パステラリアがそれぞれ焼きそばとパステルを販売。また、抽選や地元の音楽バンド「POR DO SOM」の出演、ビール早飲み競争があり、会場は大いに盛り上がった。
 会場の入り口では日本語学校の生徒たちが、「缶たおしゲーム」と「金魚すくい」を行なった。「金魚すくい」は、日本のお祭りでは昔からよく行なわれる遊びで、薄い紙を貼った「ポイ」という道具を使って、水槽に放った金魚をすくう遊び。
 コツがわからないと、紙がすぐ破れてしまうが、上手な人はどんどんすくえる。この日一番の成績は十二匹だった。ブラジルでは珍しい「金魚すくい」に、子供たちはもちろん、大人も皆足を止めて、楽しんでいた。
 会長の辻さんは「初めての試みでしたが、会員の皆さんの協力で七百人ほどの来場があり、成功させることができて本当に嬉しく思います。また来年も行ないたい」と話していた。(植西晶子さん通信)

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