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オカリナの音色にうっとり=麻生さん「新鳥」でコンサート

2006年6月15日(木)

 来伯中のオカリナ奏者、麻生圭子さんによる「オカリナとギターのジョイントコンサート」が十日午後六時から、サンパウロ市のレストラン「新鳥」で開かれた。
 会場には約五十人が足を運び、オカリナの澄んだ調べに耳を傾けた。ギター奏者カミーロ・カハラさんの伴奏で「さくらさくら」「月の砂漠」などの唱歌を始め、「イパネマの娘」などブラジル音楽も奏でた。
 麻生さんは演奏の合間に大小様々のオカリナを手に取りながら、音色の違いやイタリア語で「小さなガチョウ」という語源にも触れた。
 日系老人ホームを訪れ、慰問コンサートを行った麻生さんは、「みんなすごく喜んでくれ、一緒に歌も歌いました」とその感想を話し、コンサート後に握手を求める人たちと音楽談義に花を咲かせていた。

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