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サンパウロ市に古着200キロ寄付=文協=コロニア芸能祭で呼びかけ

2006年7月14日(金)

 ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)は、サンパウロ市が毎年行っている「古着キャンペーン」に協力、市に対し文協ビルで七日、古着約二百キロ分の引渡し式を行った。
 先月二十四、五の両日に開催されたコロニア芸能祭で、入場料のかわりに寄付の呼びかけを行ったもの。集まった古着は、市運営の救済所で配布される。
 上原会長は、「古着キャンペーンの主旨に賛同し喜んで協力したい。我々のほんの小さな奉仕」と話し、これからも寄付を行っていく考えを示した。
 市社会福祉局のパウラ・ガレアーノ局長補佐は感謝の言葉を述べ、「さらに慈善事業を拡大したい」と強調し、「市民と一緒に出来ることを見つけていきたい」と話した。
 同キャンペーンを推進するアナマリア・アゼヴェード担当は、「キャンペーンは市民の社会意識を高揚するもの。今回の寄付は大きな意味がある」と今回の寄付の意義を語った。

 

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