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ロ市独自に記念碑建立=100年祭委、代表者会議

2006年7月27日付け

 [ロンドリーナ]ロンドリーナ日本移民百周年委員会第一回代表者会議が、去る十一日午後七時から、アセル会館で開催され、意見が交わされた。日系団体六十の代表八十人が参加した。
 会議を招集したのは、吉井篤委員長、宮本岩旺実行委員長、城間ルイス、塚本貞夫、鈴木勇の各副委員長、吉井貴美子、平岩ジョージ、城間ミチの各副実行委員長、市役所代表としてロジネー・ジ・オ・リーマ氏、市議会代表として金城ロベルト氏も出席した。
 吉井委員長は「日本移民百周年はロンドリーナ市とともに祝う祭りである。各団体の結束と協力をお願いしたい」とあいさつ。〇八年六月十八日前後の五日間、記念行事を行おうという計画で、各団体の提案、要望を受けようとしている。 
 ロゴマークは(サンパウロ州などとの)全伯統一のものを待っているが、金城市議の提案で、ロンドリーナ独自のものを使用する案もあり、会議の席上、建築家の島袋クロビスさんの作品が紹介された。日ブラジル国旗で百年祭をデザインし、好評だったが、今後も検討してしていくことにした。
 記念碑の建立についても説明があり、模型が披露された。サンパウロ在住の豊田豊さんのデザイン。実物は高さ十七メートル、幅八メートルだという。三種の金属で構成され、塔には天に向かって十個の波状がある。
 宮本実行委員長は「イベントの成功には、委員一人ひとりの協力が必要。あと二年間、全員で最善の努力をしていこう」と意気込みを述べた。代表者会議は今後三カ月に一度の割りで開いていくという。
 (中川芳則通信員)

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