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フィオレンティーノの魅力=豪華な家具づくり教室

2006年8月9日付け

 「おしゃれで豪華な家具を簡単に、どなたでも」――。イタリアの伝統工芸である「フィオレンティーノ」を楽しく学べる教室(大野エリーザ講師)が、聖市ベラ・ビスタ区のギャラリー・デコ(フランセーゼス街153)で開かれている。
 落ち着いた音楽が流れる教室に、日本企業駐在員の妻ら四人から六人ほどが毎日集まり、思いおもいに作業をしている。
 「一度やったらやみ付きです」――。真剣なまなざしで色を塗りつけていた前田美志子さんは、フィオレンティーノの魅力をこう語る。教室に通い始めた二年間で、折りたたみのテーブルや手鏡、コースターなど十作品以上をつくってきた。「三時間があっという間に過ぎてしまいます」。
 「フィオレンティーノ」はその名の通り「フィレンツェのもの」という意味。ルネッサンス発祥の地で生まれた伝統的な木工工芸から発展した型押し金箔工芸で、技術的にも難しくなく、こどもから大人まで楽しみながら作品をつくれるのが特徴だ。
 教室での作業は基本的に、既製の木工の型枠に金箔の下地を貼り付け、花をモチーフにした対称模様にあわせて色を丁寧に塗りつけていくだけ。塗り絵の要領で気軽に始めることができる。ニス塗りなどの仕上げは、大野講師がやってくれる。
 完成後は、木でできたとは思えないほどの重厚さと高級感が漂う。何年も使い込んだような味わいをもち、「友人へのプレゼントなどにも喜ばれる」という。
 工芸教室は二十五年ほど前から続いており、これまで口コミで紹介されてきた。同ギャラリーオーナーの田口秀子さんによれば、現在生徒数は約六十人。合計千人以上の人が教室に通った計算で、卒業生からは日本のカルチャースクールで講師を務める人もいる。
 教室の時間は基本的に平日午前九時から昼までと、午後一時頃から四時頃の二つに分かれるが、自分の都合にあわせて通うことも可能。授業料は一回五十レアルで、授業ごとに支払う。材料費は小さい作品なら一つ十五レアル前後。
 受講申し込みは、同ギャラリーの田口さんまで(電話11・3289・7067)。

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