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大型スクリーンで観よう=オペラを毎土曜日

2006年8月9日付け

 世界中の桧舞台で一流の歌手たちによって上演されているオペラがDVDに収録され、それがサンパウロ市内の大型スクリーンで、毎週土曜日、無料で復元映写されている。日系人の〃観客〃があまりにも少ない。ぜひ鑑賞をすすめたい――市内在住の長谷山正健さんが本紙を通してこういってきた。
 長谷山さんによれば、それらは日本語では歌われていない。ほとんどがイタリア語、ドイツ語、あるいはロシア語だ。たいてい英語の字幕付き。映写場(フェレイラ・デ・アラウージョ街741、ピニエイロス)に行くと、その日、映写されるオペラのパンフレットが配られ、それによって、タイトル、作曲家、公演された劇場、楽団、指揮者、歌手たちの名前、筋書きなどを前もって(ポ語)知ることができる。 映写時間は、短くて一時間半、長いのは三時間以上。午後三時に始まり、終わるのはたいてい六時か七時頃になる。
 オペラは映画と異なり、アクションやスピードあふれる映像の変動や背景の移り変わりがほとんどない。若い人たちには何かもの足りなく感じるかもしれない。
 しかし好きな人は、テノール、ソプラノ、バリトン、バイショなどによって歌われる声量、リズム、メロディーに合わせて変わる歌手たちの表情の動き、物語にマッチした衣装とシナリオ、など時間を忘れて、どっぷり漬かることができる。
 今年度後半期のプログラムは、八月から十二月まで十九回、二十作品が映写される。作品の作曲家の国籍はイタリア、フランス、ロシア、オーストリア、ドイツ、チェコ。
 プログラムのリストをほしい人には長谷山さんにメールで連絡すれば、返信してくれるという(ポ語またはローマ字)。
 masatake haseyama@hotmail.com (名前と名字の間にアンダーラインがある)。 日本語版でメールしたい人は次ぎに。
 haseyamabrasil@hotmail.com

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