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「社長シリーズ」でお馴染み――松林宗恵監督10月に来伯=文協で講演と映画上映会

2006年9月6日付け

 森繁久弥主演の社長シリーズや戦争映画で有名な松林宗恵監督を迎えての講演会と映画上映会が、十月十二日、文協大講堂で行われる。
 浄土真宗本派本願寺ブラジル別院、ニッケイ新聞、ブラジル都道府県人会連合会の共催。在サンパウロ日本国総領事館、ブラジル日本商工会議所の後援。県連創立四十周年記念事業の一環
 浄土真宗本願寺派の僧侶でもある松林氏は本山特派講師として来伯。滞在中はマリリア、マリンガ、リンス、オザスコ、モジなどを巡回布教するほか、七、八の両日、プ・プルデンテで開かれる第四十八回南米仏教婦人会大会にも出席する。
 松林氏は三回訪米、講演を行っている。当時北米総長を務めていた渡辺博文南米開教総長は、「非常に好評だった」と振り返り、「映画、仏教、人生などについて、豊かな経験を通した様々な話が聞けると思う」と多くの来場を呼び掛けている。
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 講演・映画上映会は入場無料。時間は未定。上映される映画や講演テーマなどは追って発表される。
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 松林宗恵(まつばやし・しゅうえ)。大正九年(一九二〇)島根県生まれ。龍谷大学、日本大学芸術学科卒業。元海軍中尉。東宝映画監督として、初監督作品は「東京のえくぼ」(五二年)。森繁久弥主演の社長シリーズ二十三本、「太平洋の嵐」「連合艦隊」他多数。

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