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日本食に舌鼓=バザーに1千500人=霊友会

2006年11月4日付け

 ブラジル霊友会(岡本謙蔵会長)は十五日にサンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の本部で第二十回慈善バザーを開催し、千五百人以上の来場者が集まり、なごやかに歓談する風景があちこちで見られた。利益は日系慈善団体に寄付される予定。
 このバザーは最大の年間行事で、三十軒以上の業者による日本製品や化粧品、アクセサリーに加え、婦人部によるヤキソバ、春巻き、巻きずし、天ぷらなどの食品も販売された。
 コチア市から夫婦で来場した藤原康弘さんは「初めてきた」と言いながら日本食に舌鼓をうち、楽しそうに会場をのぞいてまわっていた。
 同会は先祖供養を特徴とする仏教系宗派で、一九七五年からブラジル布教をはじめ、現在では十四万人の信者を数えるという。プレジデンテ・プルデンテ、ロンドリーナ、マリンガ、ウムアラーマ、ゴヨエレなど八カ所に分局を持つ。三浦勇事務局長は「世界的に重要な拠点に育っている」といい、「七〇%は非日系人」だと説明した。

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