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もち、そば、太鼓演奏も=にぎわった岩手食祭り

2006年11月25日付け

 岩手県人会(千田曠暁会長)の「第一回岩手食祭り」が十九日、同会館で開かれた。今回が初の試みだったにもかかわらず、主催者側も来場者も終日満足する結果となった。
 当日販売されたのは、「岩手風ざるそば」や同県人会自慢の白餅(ごま・納豆・大根おろし・あんこ)、雑煮、お汁粉、ぎょうざなどの一品料理。
 今回の目玉「ざるそば」は、手作りのたれと、ねぎとわさびの他にも〃シソの葉〃を調味料に加え、そばはもちろん注文されてから青年部と婦人部によって調理されていた。
 同会の高橋信夫さん(70)は、たっぷり盛られたそばを頬張りながら「うまい」と絶賛。当日は同会館で日頃練習に励むグループ「雷神」が太鼓演奏を披露、観客を盛り上げた。
 「共同作業を通して会の活性化に繋げること」を目的に実施された同祭り。「初めてでこんなにうまくいくとは思ってもいなかった」と千田会長も笑顔を見せた。「予想以上の売れ行きです。来年は盛岡の冷麺にもチャレンジしてみようかと思っています」
 今年最後のイベントとなった同祭りを通して同県人会の〃絆〃もさらに深まっていた。

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