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財政難の文協を支援=日系造型作家らがカンパ展

2006年11月25日付け

 日系の造型・工芸作家を中心とした文協資金カンパ展(Mostra PRO-BUNKYO de Artes Plasticas e Koguei)が二十九日から十二月二日まで、文協ビルで開かれる。財政再建が課題となっている文協を支援する目的で実施されるもので、現時点で三十九人の出品が決まっている。
 日系作家を中心としたカンパ展は、今年三月にサンパウロ人文科学研究所支援を目的に開かれて以来。今回は絵画、工芸作品が出品され、売り上げの五〇%が文協に寄付される。
 会場は同ビル一階のブラジル日系美術館と隣接する十三、十四会議室。二十九日午後七時からイナウグラソン。三十日から二日までは正午から午後五時半。問い合わせは文協(11・3208・1755)。
 出展作家は次の通り(二十二日現在)。島袋アデマール、岡本アヤオ、近藤敏、チェン・コン・ファン、小田エルザ、フランシス・ジャン・イヴ・マリエ、吉沢太、川上久子、白旗イヴォネ、中島岩男、工藤ジェームス、金子謙一、生駒憲二郎、久米ルシオ、金子マリコ、石川マリオ、中久保益男、庄山マウロ、笹田ミチコ、畑中みどり、細井戸三枝、原田美弥子、近藤直人、三橋延吉、沖中ロベルト、越石幸子、サラ・カローネ、田中慎二、鈴木章子、泉修悟、ソウ・キ・ゴム、福島隆、金子太郎、大竹富江、砂子ともひさ、楠野友繁、三浦よしゆき、間部ユーゴ、豊田豊(順不同、敬称略)。

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