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会議所の「水曜会」解散=会費余剰金を福祉団体に寄付

2006年12月21日付け

 ブラジル日本商工会議所の「水曜会」(田中信会長)は今年十月に解散したため、その会費余剰金を救済会と希望の家に、それぞれ六千八百レアルずつ寄付した。
 一九六四年に結成された水曜会は、七〇年代には百人以上の会員を迎えたが、ここ数年の例会の参加者は十人前後。毎月第二水曜日の例会も、週日ゴルフ禁止の会社が増えたことなどで参加者数の改善に至らなかった。五百六回開催の記録を持ち、「会員企業代表者の親睦と情報交換の場として大きな役割を果たした」(水曜会常任幹事会)。
 救済会を代表して寄付金を受け取った左近寿一顧問は「たくさんある慈善団体の中で、私たちを選んでいただいたご好意をありがたくいただきます」と挨拶。希望の家の木田喜八郎理事長も寄付金を手にお礼の言葉を述べた。

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