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鈴木会長ら留任=茨城県人会総会、新年会

2007年2月1日付け

 ブラジル茨城県人会(鈴木康夫会長)の二〇〇七年度定期総会が一月二十八日、同会会館で開かれた。会員ら約八十人が出席。役員選挙がおこなわれ、鈴木康夫さん、小林操さん、吉川長門さんがそれぞれ会長、第一、第二副会長に留任することが決まった。
 鈴木会長の会長就任は同会最長の四期目。同会長は「会員相互の親睦を深めることを第一に活動していきたい」と抱負を語った。
 このほか席上、今年度の事業活動予定が報告され、会の活動を会員向けに紹介する「つくばね会報」を再開し、年に二回、発刊すると発表。県連主催で七月に開催される日本祭りでは昨年に引き続き、書道のデモンストレーションをおこなうほか、郷土食の販売も行う、と報告された。
 同県人会は書道、カラオケ、刻字、生け花、水墨画教室など、文化活動が盛んなことで有名。書道教室は開設から十五年を迎え、「後継の教師も順調に育っており、生徒数は五十人を超える」と報告された。
 この日は婦人部手製の料理の数々が振舞われたほか、各教室の生徒の作品が二階のサロンで多数展示され、多くの会員の目をひいていた。

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