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木原会長が続投=こどものそのバザーでお好み焼も=和歌山総会

2007年2月6日付け

 和歌山県人会(木原好規会長)の定期総会が二十八日、サンパウロ市の同会館で開かれ、会員約百人が出席した。この日は、二〇〇六年度事業・決算と〇七年事業計画・予算を発表があったほか、会長・役員選挙が行われ、木原会長はじめとする現役員が続投することが決まった。
 定期総会では、木原会長、谷口眞一郎第一副会長・会計からそれぞれ、〇六年事業・決算と〇七年事業計画・予算が発表された。
 昨年は元会長の故・地坂満夫さんが日本政府の叙勲を受けたほか、六月にはデジタルテレビ導入のため同県出身の竹中平蔵総務大臣が来伯。また、七月に行われた「フェスティバル・ド・ジャポン」では、お好み焼が大好評で四千食を売り上げたことなどを会長が報告。
 同時に「十二月に母県から〇七年度の研修員候補者三名の予算を確保した。これで今年度も三名の研修員を送ることが確実になった」と発表した。
 来年の事業については、三月十日、十一日に毎年恒例の「敬老・慰安イタニャエンピクニック」。四月には愛知、和歌山、大分の三県人会による「屋台まつり」を開催する予定。
 木原会長はまた、「仁坂吉伸知事から今年百歳を迎える会員を表彰したいとの声がかかっている」と話し、「他にも今年百歳を向かえる方がいるかも知れない」と会員に呼びかけた。
 また、こどもの園が七月に実施するバザーで、同園から「お好み焼きの屋台をボランティアで出してほしい」との要請があることを報告。会長は「材料確保、協力者集めと問題は様々。可能であるかは、役員全員で議論してゆきたい」と話した。
 このほか当日は、会長をはじめとする役員の選挙が行われたが、会員から「このまま続投していただいては」との声があり、満場一致で現役員の留任が決定した。
 二選目となる木原会長は、「本来ならば選挙をするべき」と話しながらも、「昨年も役員、会員皆様の協力のおかげで一年間の行事を無事終えることができました。目的をもってまた一年過ごしていきましょう」と会員に呼びかけた。
 総会後は新年祝賀会が開かれ、会員たちは親睦を深めていた。
 新役員は次の通り。
 【会長】木原好規、【第一副】谷口眞一郎、【第二副】辻誠也、【第三副】芝田全弘、【会計】谷口眞一郎、清水オリジオ、【監事】西山隆一郎、寺内豊三、平敬介、【補欠幹事】坂上拓夫、南忠弘、宮下望、【書記】角智明、内田アリーセ。(敬称略)

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