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コラム オーリャ!

2007年2月27日付け

 いくつのゴミ箱があるのだろう?「リサイクルのために、紙だけで五種類に分けてたんです」。パウリスタ大通りで行われた掃除大会に日本から参加した、古澤丈男さんは社内の事情を説明する。
 毎日朝七時から会社周辺の掃除。「さすがに日曜日は(参加者が)少ないですが」と、休日も欠かさない。「ゴミは出さないようすることにエネルギーを割きます」。
 そういえば、記者の母校には各教室に八つのゴミ箱があって、家庭では種類別のゴミ捨て日が毎日決まっていた。日本のゴミに対する意識には見上げるところがある。
 「道に大きなゴミ箱がありますけど、ブラジルではどうですか」と古澤さん。ここでは分別するという前に、まず「ゴミを〃箱〃の中に捨てる」ということを習慣付けなくてはいけないのだから、先が遠い。
        (稲)

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