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「さんしんの日」にあわせ=舞台整備カンパ芸能祭=沖縄県人会

2007年2月28日付け

 ブラジル沖縄県人会は三月四日午後二時から同会館(Rua Tomas de Lima,72)で「舞台整備資金カンパ芸能祭」(与那嶺真次実行委員長)を催す。在伯沖縄芸能団体の協力によるもので、収益は会館サロンの舞台整備の資金に充てられる。
 沖縄県では毎年、三月四日を伝統楽器の「三線(さんしん)」にかけた「さんしんの日」として沖縄芸能イベントを開催している。これにちなんでブラジルでも昨年、「第一回さんしんの日」を開催。在伯沖縄芸能の諸団体が出演し、約一千人が会場を訪れるにぎわいを見せた。
 来年の百周年祭典を前に会館施設の整備事業を進める同県人会。第二回目の「さんしんの日」となる今年は、沖縄芸能団体の協力により、協力券売り上げや広告、寄付などの収益を同県人会が進めるサロン舞台の整備費用に充てることになった。主に舞台の幕や、幕の開閉装置、楽屋内装、照明などが整備される。
 今年は民謡、筝曲や舞踊、太鼓など全部で二十の芸能団体をはじめ、留学研修生会「うりずん」や有志などが出演協力。三線をはじめ多彩な沖縄芸能の舞台を披露する。昨年並みの来場が見込まれている。午後八時ごろ終了の予定。
 同県人会では「皆さん気軽に来ていただいて、沖縄芸能を堪能してほしい。ご協力をよろしくお願いします」と呼びかけている。
 協力券は一枚十レアル。会場でも購入可能。問い合わせは県人会(11・3106・8823)まで。

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