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雅やかな琉球宮廷音楽を=琉球古典音楽コンクール=沖縄県人会

2007年4月12日付け

 ブラジル沖縄県人会主催の第三十二回琉球古典音楽コンクール(知念直義実行委員長)が十五日午後二時から、沖縄県人会館(トマス・デ・リマ街72)で開かれる。
 古典音楽とは、六百年の伝統を持つ琉球王朝時代の雅やかな宮廷音楽で、三線(さんしん)や琴をひきながら歌うもの。
 今回は野村流音楽協会ブラジル支部、野村流古典音楽保存会ブラジル支部、琉球筝曲興陽会ブラジル支部、琉球筝曲保存会ブラジル支部の四団体が協力。約二十人が出場し、新人賞、優秀賞、最高賞を競いあう。
 実行委員長の知念直義さんは「最近は古典をする人が減ってきているので、ぜひ来場していただいて興味をもってもらい、後継者を育てたい」と呼びかけた。
 入場無料。問い合わせは同県人会(11・3106・8823)まで。

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