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ブラジル人学校開校=静岡県磐田市で4校目

2007年4月22日付け

 【静岡新聞】磐田市内で四校目となるブラジル人学校「リブレ・ヴィベール」の開校記念式典がこのほど、同市立西貝塚公民館で開かれた。
 同校は同市西貝塚でパソコン教室や事務所などとして使われていた三階建てのビルを改装し、校舎にした。三歳児―中学生を対象にし、定員は八十人。現在は三―九歳の十九人が通っている。
 ブラジルの文化や言葉を学ぶとともに、日本語や日本の生活習慣を身につけることも重視。語学力に応じて、算数や図工、音楽などの授業を日本語で進め、日本史も学ぶなど、二カ国語で教育が受けられるほか、日本の学校と同じ給食を食べたり、日本語で日常のあいさつをしたりする。
 式典では、同校を運営するリベロ合同会社の田中琢間社長が「日本で成長するブラジル人の子供たちが将来、日本の社会で生きていけるように教育したい」とあいさつ。子供たちが「きらきら星」を日本語、ポルトガル語、英語で披露し、開校を祝った。

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