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エ婦人会、年間最大行事=バザーと歌謡祭、総力結集

2007年5月9日付け

 エスペランサ婦人会(熊谷美寿江会長)主催の「第五十六回慈善バザー」と「第十七回歌謡祭りエスペランサ婦人会(女性だけの歌謡祭)」が六日午前九時から文協ビルで開催された。
 開会式が午前十時半過ぎに行われ、熊谷会長は「第五十六回慈善バザーと第十七回歌謡祭りが年に一度しかないこの日を、長く続けられているのは、みなさんのおかげです」とあいさつした。
 同婦人会最大の行事だけに、西林喜久子総領事夫人ら領事夫人約十人、水本すみ子名誉会長らが勢ぞろい。北川彰久歌謡祭り実行委員長、ガストン・エドワルド・ガルバーニョ市議会議員、清水潔(きよし)オリジオ・スダメリス銀行取締役があいさつした。
 バザー会場は、混雑するほどのにぎわい。同婦人会自慢の手作り料理、お寿司、ちらし、うどん、やきそぼ、みつまめ、パステル、どらやき、さくらもちケーキなどが大好評だった。
 大講堂では「女性だけの歌謡祭」、参加者二百四十人。サンパウロ市内ほかアラサツーバ、パラナ州マリンガなどから集まり、自慢の歌声を披露した。観客席からは、声援をおくったり、一緒になって手拍子し、歌を口ずさんでいた。
 北川委員長は「女性のパワーを感じた。みなさんが協力する気持ちが今回の成功につながりました。この会が、いつまでも続くようにしたい」とコメントした。
収益金の一部は近く日伯援護協会、憩の園、希望の家、子供の園に寄付する。
 歌謡祭りで歌ったマリンガ在住の平田デイジーさんは「九時間かけて来た甲斐があって、賞がいただけて良かった」と笑顔で話した。

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