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百周年のプレ・イベントに=今年もレジストロ寿司祭り

2007年5月12日付け

 「日本移民ゆかりの地」レジストロの「寿司祭り」が六月十六、十七両日、同市のエスポヴァーレ(EXPOVALE-BR 116-km449)で開かれる。今年十二回目。開催にあわせ市内の移民資料館で「日本週間」を実施することも決まっており、「百周年のプレ・イベントとして盛り上げたい」と主催者は来場を呼びかけている。
 同祭りはレジストロ文協、同市役所、レジストロベースボールクラブ(RBBC)と、サンパウロ州立大学(UNESP)が共催。
 初日十六日は午後六時から午前〇時まで、十七日は午前十一時から午後五時まで行なわれる。
 会場ではレジストロ名物、マンジューバの寿司をはじめ、同地文協婦人部による寿司や刺身、リベイラ沿岸日系団体連合会(FENIVAR)など地域日系団体によるやきそば、テンプラ、餃子などを販売。また今年は、沖縄の郷土料理の一つ、山羊汁(ヒージャー汁)も用意される。
 舞台ではジョー・ヒラタさんのショーや民謡、和太鼓、ダンス、踊りやYOSAKOIソーラン、カラオケ大会などを実施。土曜日にはレジストロ市の「ミス百周年」候補者の発表も行われる。
 昨年は土曜日と日曜日の二日間で約一万人以上の人が来場した。今年も昨年と同等かそれ以上の人が来場すると見込まれている。
 日本文化週間は、六月十日から十七日の午後二時から午後六時まで、市内のレジストロ日本移民資料館で開催。お茶会や生け花、書道、子供たちの絵のコンクールなどが行われる。コンクールの受賞者は寿司祭り会場で発表される予定。
 実行委員長の佐々木悟さんほか、那須野秀男レジストロ市日本移民百周年実行委員長、カワモト・イネス副市長、佐久川マリオRBBC会長、近岡マノエル同市長室長が案内のため来社。佐々木委員長は「百周年のプレ・イベントとして盛り上げたい。できるだけ変わったことをしたいと考えています」と意気込みを語った。

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