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イタイプーで再スタート=パラナ商議所=イグアスー支部が移転=日本との連携強化めざす

2007年5月16日付け

 【フォス・ド・イグアスー発】パラナ商工会議所(上野アントニオ会頭)のフォス・ド・イグアスー支部が、イタイプー発電所内にある研究機関「Parque Tecnologico Itaipu(PTI)」からの招致を受け、PTI内に事務所を移転、十一日午後八時から、開所調印式を開いた。同市のパウロ・マクドナルド市長、ファン・カルロス・ソトゥヨ・PTI責任者(亜国出身)、上野会頭、志田マルコス支所長ら、関係者約三十人が集まり、日伯間の技術提携の可能性について確認し合った。
 州都クリチーバに本部を置くパラナ商工会議所は、ロンドリーナ、マリンガ、フォス・ド・イグアスー(昨年五月開所)に支所があり、州内百七十企業を傘下に収める。
 今回の移転は、日本との技術提携を見込んだPTIからの要請を受けたもので、日本との掛け橋としての役割が期待されることになる。
 開所式でソトゥヨPTI責任者は、同研究所にブラジルの優秀な研究者がいることを強調、「世界でも有数のテクノロジーを持つ日本と相互協力できれば」とし、イタイプーの頭脳強化を図りたい、と力を込めて話した。
 マクドナルド市長は、「今まで日本との関わりはなかったが、日伯関係はもとより、フォス・ド・イグアスー市との関係構築のきっかけになれば」とあいさつ。
 今回の移転に尽力した大城義明・同商議所副会頭は、「日伯のパイプになることが商議所に求められており、州内の企業に対して加盟の呼びかけをしていきたい」と話した。
 志田支所長は、PTI内に州立西部大学(UNIOESTE)の技術関連学部があることから、メルコスール加盟国の学生を招聘する考えがあることも示唆した。
 なお、パラナ州、ブラジルの貿易・投資情報収集、各種経済・友好交流事業の推進、州政府等関連機関との連絡調整を目的に、昨年四月に開設された兵庫県ブラジル事務所(クリチバ、山下亮所長)との連携を図ることも確認された。
 寿司が供されたカクテルパーティー後、参加者らは灯火されたイタイプーダムを見学、水と光のページェントを楽しんでいた。

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