ホーム | 日系社会ニュース | 商工会議所=安全対策ワークショップ=第2弾「その時、どうする?」=自動車保険の基礎知識など=事故現場での対処法知る

商工会議所=安全対策ワークショップ=第2弾「その時、どうする?」=自動車保険の基礎知識など=事故現場での対処法知る

2007年6月2日付け

 ブラジル日本商工会議所が主催する安全対策ワークショップ第二弾「その時、どうする?」が、五月二十九日午後四時から午後六時までで、同会議所内の会議室で行われた。内容は自動車保険の基礎知識、衝突事故現場での対処の仕方、保険金請求手続きの説明、ブラジルの交通事故、盗難データや道交法の罰金や飲酒運転など、自動車に関する情報の紹介。契約において重要なことなのだが、見落としがちなお得保険情報、どのような時に保険が適用されるかも紹介された。定員人数を超える人が集まり細かにメモを取る人も見受けられた。
 講師は保険業界を知り尽くした唐木田光男氏(Miura Corretora de Seguros社)がつとめた。進行役は赤嶺尚由コンサルタント副部長、その他に渡邉裕司コンサルタント部会長、松田雅信総務委員長、河合哲也安全対策チームリーダーも参加した。
 前回行われた、強盗に襲われた時や犯罪現場に遭遇した時にどう対処するか、などのプレゼンテーションが好評だったのを受けて今回の催しとなった。
 冒頭で同講師はまず、保険ブローカーと代理店について違いを説明した後、どのような保険に入っていて、どのような特約があるかを知らない人が多いことを述べた。また、その特約は小さな字で書かれているので、見落とすことが多いと注意を促した。
 車両保険では防ぎようのない自然災害(水害や火災など)は保険対象になる。しかし、自分から水の中に入って行った場合は対象外。また、車内に置いている私物(パソコンやガラスなど)も対象外になる。
 衝突事故の場合は、相手が保険に加入している可能性は二〇%ほどなので、自分の保険で修理しなければならないことのほうが多いため、相手に要求してもお金が払われないことが多い。また名前や住所は嘘を言う場合も多いので、ナンバープレートを覚えておくと、後から確認することができる。
 保証額についても、日本の場合は個人個人に対しての限度額だが、ブラジルでは一つの事故に対しての保証となるので、そのようなことも考えておかなければならないと注意を促した。
 保険料金は性別や年齢、住んでいる地区、車種などによって保険料金が変動するという。
 交通事故などが起こっても慌てず、言葉が分らないならブローカーに連絡するなど対処方法も紹介された。保険会社に加入していることを証明するカードを見せると、相手が納得する場合が多い。また、どのようなことが違反か、違反点数や罰金についても説明があった。
 一番狙われやすい車種はフォルクスワーゲンのゴルやゴルフなどの大衆車だ。
 参加者は会場超満員の七十人で、企業関係者が多く参加していた。熱心に聞き入る参加者が多く見受けられ、質疑応答の時間では自分が実際に体験した事故や考えられる事故について意見や見解を求めた。
 進行役の赤嶺さんは「進行役ではあるがどうしても質問したい。ここ数年間無事故なのですが、保険をすすめますか」と参加者を押しのけて質問した。これに対して講師の唐木田さんは「最低限の対物・対人保険に入っておいたほうが何かあった時に役立つ」と答え、今回も大成功のうちに終わった。

image_print

こちらの記事もどうぞ