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海外・汎米日系人大会=二重国籍を日本の発展に=7月19日に「国籍」分科会

2007年6月2日付け

 二重国籍の容認を――。七月十八日から二十一日まで聖市で開催される海外・汎米合同日系人大会で開催される分科会「海外日系人の日本国籍留保」についての詳細がこのほど決定。矢野敬崇実行委員長とBeehive社の石田光正代表取締役が案内のため来社した。
 同分科会は、同大会で実施される十二分科会の一つ。七月十九日午前九時から、サンターナ区のサンパウロ歯科協会(Rua Voluntarios da Patria,547)で行なわれ、講師には伯国東洋医学振興協会の岩井輝禎(きよし)理事長と石田Beehive社代表取締役を迎える。
 世界経済の自由化、国際化にともなって増える国際結婚。子供たちは多重国籍または両親どちらかの国籍を選ばなければならないが、日本は単一国籍しか認めていない。そのため多くの日系二世や三世はその国か日本かどちらかの国籍を選ばなければならない。
 国籍は二十二歳までに選ばなければならないが、そのことを知らないまま育っていく子供たちが多いため、日本国籍が剥奪される日系人が多く見られる。
 少子高齢化の日本では労働力が段々減っていき、国の発展が衰退していく可能性も示唆されている。こういった時に二重国籍を認め、自国の発展に繋げていくべきなのではないかとの考えから、同分科会では、日本がこの問題をいかに受け止めているのか、また国籍とは一体何なのかを問う。
 来社した矢野、石田両氏は「二重国籍を容認してもらえると日本にとってもメリットはある。国籍に関して悩んでいる人がいれば、ぜひ参加をしてほしい」と呼びかけた。

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